検索結果で表示されるtitleとともに、概要文という位置づけの「ディスクリプション(description)」もSEO(検索エンジン最適化)にとっては重要な要素となっています。そのため記述に際しては細心の注意を払う必要があります。重要キーワードを盛り込むのはSEO対策としてもちろんですが、記述次第でCTR(クリック率)にも影響するという側面からも注意する必要があると指摘されています。稀にコンテンツが有効と検索ロボットが判断した場合、検索クエリに含まれているキーワードがdescriptionに無くても、コンテンツから抽出した内容で表示されるという事例も報告されています。そうは言っても、descriptionに重要キーワードを盛り込んでおく必要性に変わりはありません。その他、descriptionへの記載については、文章は簡潔・明瞭を心掛け、文字数も多くても50文字程度以内に収まるよう工夫が必要です。この文字数については、以前のPCが使用端末主流となっていた時期には120文字程度以内でもよかったのですが、スマートフォンに代表されるモバイル端末に主流が移行されてきている昨今では、それでは長すぎるという指摘があり、約半分程度の文字数を目安と考えておいた方がいいでしょう。またコンテンツ全体でtitle、description、各ページのタイトルは整合の取れた内容にしておくべきでしょう。ページ間で同じ記述となっている個所が無いかどうかチェックしておくことも欠かせません。更に言えば、コンテンツ内で記載されている内容をそのままdescriptionに使用するのも避けた方が無難です。このような細心の注意を払って初めて検索結果上位に上がれる可能性がある、という程度に考えておいた方が間違いなさそうです。
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